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2010年5月24日 (月)

生き生きした空間であり続けるには?@卒業研究+手作りえどがわ講座の発表

Photo 2010年5月21日は、江戸川総合人生大学の 江戸川まちづくり学科5期生・6期生の授業でした。先週に引き続き、午前中の6期生は「手作りえどがわ講座」の、午後の5期生は「卒業研究」の発表でした。

6期生は「一番星」というグループが「瑞江地区の昔、今、未来」というテーマで2時間の授業を行いました。「瑞江」は江戸川区の一地域ですが、葛西や小岩に比べ、地域イメージがはっきりしていないところがあります。そこで瑞江在住の6名で構成された一番星が、瑞江を調査し、文化意識を高めたいと考え、このテーマを選んだわけです。

今回も、豊富な調査やブレーンストーミング的な将来像の座談会によって、とても充実した発表になりました。

発表の中で興味深かったのは、唯一の都営火葬場である瑞江葬儀所のことです。昭和13年からの操業で、当時は座棺型の火葬施設もあったそうです(一般の形は寝棺)。また、現在は高圧ガスを使用してますが、建て替える前は重油で、煙やにおいが大変だったそうです。

その他に、トロリーバスや水害と治水、電柱の地下埋設などいろいろな視点から発表がなされました。

5期生の卒業研究では「笠の会」というグループにより「江戸川区内の文化財の知名度確立のために」という発表がありました。卒業研究としては初めて教室を離れ、一之江名主屋敷で発表を行いました。

一之江名主屋敷は、元禄時代から明治5年に名主制度が廃止されるまで、代々名主をつとめた田島家の屋敷です。長屋門と曲がり屋の母屋があり、江戸時代の建物として現地保存されているのは23区内では数件しかありません。

笠の会のメンバーは、一之江名主屋敷にほれ込み、江戸川区の文化財・郷土資料室ボランティアとして既に屋敷畑の管理などの活動しています。

発表では一之江名主屋敷にもっと興味をもってもらうためにどうしたらいいか、他の区の古民家調査なども踏まえて話されました。

当日はお天気もよく、一之江名主屋敷の新緑や囲炉裏から立ち上る煙などで、都内であることを忘れるような空間体験をすることができました。よくある?古民家に比べ、空間が生き生きしていることが伝わってきました。

生きてる空間であり続けるためには、江戸川区はもとより、文化財・郷土資料室ボランティアなど、多くの人たちの関わりがあるからでしょうね。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

ほれ込むことができるほど魅力的な場は、ほれ込んだ人々によってさらに生き生きした場になっていく、そういう循環が起こる場所・空間を体験できることです。

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