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2011年2月27日 (日)

「我々」と思えるようなマインドセットを創りだすことが大事@江戸川総合人生大学の卒業研究

Photo 2011年2月25日(金)は、江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科6期生の授業でした。

6期生(2年生)は卒業研究の企画づくり、3回シリーズの最終回でした。各グループ概ねテーマが決まりました。

そのうち、「自転車事故を減らす」をテーマにしようとしているグループの話し合いを横から聞いていて、最近、同じようなことを聞いたなあ〜と思い出しました。それは、ある市がつくる計画について、地域の人たちが意見を出し合うワークショップの場でした。

両方とも同じように、「自転車のマナーが悪い」「事故がこわい」という事実や感想を話していました。

しかし、その後が違っていて、市の計画をつくる場へ参加した人たちは、「何とかならないか、行政や警察にどうにかしてほしい」と言っていましたが、江戸川総合人生大学では、「自分たちに何ができるか」という言葉が出ていました。

この違いはどこから起こるんでしょうか。江戸川が進んでいて、ある市が遅れているということではありません。一般的に行政の計画への参加では「やってほしい」タイプの意見が出ます。

江戸川総合人生大学では、入学の目的が「自分たちに何ができるか」を考えてもらうことですし、その後の2年間、繰り返し問いかけています。ですから卒業研究の話し合いでそのような言葉が出ることは当然だと言えます。

いろいろな要素が組み合わさって形成される思考様式をマインドセットと言うそうですが、江戸川総合人生大学では正にいろいろな組み合わせで「自分たちでやる」という思考様式になっているんだと思います。

一方、行政の計画への参加は、ともすれば行政側が市民をお客様扱いしすぎて、「私たち(市民)」と「あなたたち(行政)」を分けて考えるようなマインドセットをつくっているような感じがします。

行政がつくる計画であっても、自治の視点からみれば「我々の計画」であるので、ある問題に対して「自分たちに何が出来るか」という意見が出るようなワークショップである必要があると思います。呼びかけのチラシ1枚から「我々」と思えるようなマインドセットを創り出すことが大事だと改めて思いました。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

いろいろな人の話を聞くともなしに聞いて、「ああ、そう言えば…」と新たな気づきがあることです。

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