助成金

2013年6月10日 (月)

介護予防は実施者にとっても介護予防!@浦安市の公開報告会

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遅ればせながら2013年5月11日に開催された浦安市の市民活動補助金事業協働提案事業の公開報告会について報告します。

私は市民参加推進条例に位置づけられた市民参加推進会議のメンバーとして、2012度に実施された市民活動補助金事業協働提案事業を評価するという立場で出席しました。

報告のあった活動はいずれも興味深かったんですが、ここでは協働提案事業の2つの事業を紹介します。

1つは「市民参加型介護予防事業」です。浦安介護予防アカデミア猫実地域包括支援センターが協働で実施しています。

浦安介護予防アカデミアは、2009年に猫実地域包括支援センターが実施した介護予防リーダー養成講座の卒業生29名が中心になって結成され、現在は約120名の会員がいるそうです。

会員はウォーキング班、栄養班、口腔班、体操班など8つの班に分かれ、年間多いところで55回の講習会等を実施しています。昨年の参加者は延べ19,901名となっているそうです。スゴイですね。

ちなみに浦安市の65才以上人口は約2万人なので、それに匹敵する数となっています。(19,901名は延べ数なのでカバー率は不明ですが)

写真は口腔班が行なっている吹き矢の様子です。

行政だけでこれだけの事業を実施するのは難しいと思いますので、協働提案事業の意義を強く感じました。

専門性があまり高くない事業は、実施者と参加者の垣根を低くしていくと実施者にとっても介護予防となり、効果倍増!ではないかと思いました。

2つめは気になる子どもの子育て応援事業です。NPO法人発達わんぱく会こども発達センターが協働で実施しています。

発達相談や教室、講演会など167回実施し、参加者は延べ1,314名となっています。

この数もスゴイと思いますが、こちらは専門性の高い事業であり、今後、市民団体と行政がどう役割分担していくのが最適なのか、継続する中で考えていく必要があると思いました。

ということで、まち活動の楽しさ、面白さとは

パワーのある団体に会えるとパワーをもらえることです。

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2013年3月11日 (月)

役割が可変的な関係づくりは大切@世田谷まちづくりファンドの災害対策部門の成果報告会

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2013年3月2日(土)は、世田谷まちづくりファンドに新設された特別部門「災害対策・復興まちづくり部門」の活動成果報告会でした。場所は成城ホールでした。

「東北の被災地に学ぶ、自分たちのまちに今必要なこと、これから必要なこと」というサブタイトルのもと、以下の4つの助成団体から概要と「世田谷への提言」が発表されました。

遊びとまち研究会
 仙台市六郷・七郷地区での祖父母世代と子ども世代の遊び場マップづくり

こちカフェ隊
 宮城県東松島市新東名地区でのカフェの運営支援

福島の子どもたちとともに・世田谷の会
 「ふくしまっ子リフレッシュin 世田谷 春・夏・冬」の実施

○芦花公園しあわせの野音の会
 宮城県亘理町の仮設住宅でのイベント支援

1年前の2012年3月3日の公開審査会の時に、ブログで被災地支援はエンパワーメントにつながる活動が大事ではないでしょうかと書きましたが、それを意識した取り組みが各団体でなされていました。支援することを通じていろいろな学びがあったと思います。

発表を聞いていて、うまく言い表せないですが「役割変換」という言葉が浮かんできました。私はまち活動では、役割を固定化せず、変化させる機会をつくることが大事だと思っています。

例えば、ある時はイベントの主催者だけど、ある時はイベントの助っ人をやってみることで、主催者としてもっとこうしたらいい、助っ人がこういう態度だと主催者はやりやすいんだなとわかる‥

通常はボランティアをコーディネートする立場の人が、新人ボランティアとして他の組織に参加することで「あ〜オリエンテーションをもっとわかりやすくしないと…」と気づくこともある‥

役割を変えることで、学びがあり、それが次の活動に活きていくから大事なんですね。

また、ワークショップでロールプレイという擬似的な役割変換をやるのも、それによって多様な立場がわかり、合意をつくりやすくなるからなんですね。(昨年、特別区職員研修所でやったロールプレイ

さらに、教えたり、教えられたり、助けたり、助けられたりというように、役割が可変的な関係や場をつくることは、尊敬しあったり、意見が言い合えたりして風通しがよくなると思います。会社でも、学校でも、地域でもそうですね。

災害対策・復興まちづくり部門は、世田谷まちづくりファンドが区内のまちづくり活動に助成することを目的につくられたため、趣旨を逸脱しているのではないかという声もあります。確かに、直接的に区内の環境改善がされるわけではありませんが、人や組織の学びを通じて、より豊かなまちづくり活動につながっていくことが期待されていましたし、発表を聞いてそうなることを確信しました。

発表会の最後に、5年間務めた運営委員を退任するので、あいさつさせてもらいました。(そう言えば、20年前は助成を受ける立場でした、ここでも役割変換ありました..)

ということで、まち活動の楽しさ、面白さとは

辞めるというのも役割変換の1つですね。新しく何かを始めるのもそう。まち活をやることで、いろいろな役割を持ったり、体験できたりすることは、やっぱり面白いな〜と感じることです。

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2012年7月26日 (木)

ファンドの行く末を企む@世田谷まちづくりファンドの合宿

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2012年7月20・21日は世田谷まちづくりファンドの運営委員で箱根湯本に合宿に行きました。2009年から連続で行っていて、今回で4回目ですが、ブログの記事はなぜか2010年の記録しかありませんでした。

2010年:OSのアップグレードもそろそろ必要か?@世田谷まちづくりファンドの運営委員会の合宿でした

参加メンバーは、運営委員とファンドを支える「まちづくり広場」のメンバー、(財)世田谷トラストまちづくりのスタッフでした。

議題は、私を含め4名が最終年度ということで、これまで積み残してきたテーマについて午後9時〜3時まで6時間にわたり話し合いました。

印象に残ったのは「ファンドの行く末」についての議論です。ファンドは設立20周年ですが、もし、年間1000万円づつ助成していくと、あと10年ぐらいで基金がなくなってしまうということです。

そこで新しく基金をつくるのであればどうするか、あるいは助成額を少なくして細く長く続けていくか、などなどの議論がありました。

新しく基金をつくるのであれば、2006年の公益法人制度改革で最低300万円で一般財団法人が設立できるようになったので、運用しづらい現在の公益信託から一般財団法人に変えたらどうか、という意見もありました。

2009年に設立され、すでに1億5000万円の寄付を集めている京都地域創造基金の例が上げられて、みんなでスゴイね〜、やろうやろう、と盛り上がりました。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

企み(たくらみ)を話し合っているときが、実はもっとも楽しいですよね。

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2012年6月 6日 (水)

おやじの会やカワセミ営巣盛土に見る新しい公共@世田谷まちづくりファンドの公開審査会

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2012年6月3日(日)は、世田谷まちづくりファンドの記念すべき第20回公開審査会でした。場所は三茶しゃれなあどでした。私は運営委員となって5年めで5回目の審査を行いました。これが最後となると思います。

今回は申請のあった22団体すべて助成を受けることになりました!おめでとうございます。この5回のうちで全員当選は初めてじゃないでしょうか。

世田谷まちづくりファンドでは、毎年500万円の助成をしています(今年度は、災害対策・復興まちづくり部門を新設し、300万円を助成したので総額は800万円です)。

500万円のうち、書類審査の「はじめの一歩部門」と「まちを元気にする拠点づくり部門」で45万円の助成することが決まっていたので、まちづくり活動部門の総枠は455万円でした。これを各審査員で配分して、それを平均して助成額を決めました。

いつも「満額シール」というのがありますが、今回は千歳小おやじの会(写真)が全員の審査員から満額シールを貼られました。すごいですね〜申請額が適切であったこともありますが、昨年の審査員の指摘を受けて、地域の他団体とのつながりを広げていることが評価されたと思います。また、千歳小は今年から地域運営学校に指定されたそうですが、その学校運営委員会のメンバーに選ばれたということです。

もう1つの満額注目団体は、「野川(世田谷区部)の多自然川づくりを考える連絡会」です。2009年に野川のゲリラ豪雨対策工事のことを知り、区内の4団体が集まって都や区に多自然川づくりの要望書を提出しました。

2010年に連絡会として設立し、引き続き都や区と協議を重ね、その甲斐もあって2011年度からは多自然川づくりをやってもらえることになったそうです。実験としてカワセミ営巣用盛土や一部排水路への木杭の埋め込みをやってもらったそうです。

今年度はさらに、自分たちでカワセミ盛土の補填作業を行いたいということで申請がありました。行政と協定を結んで自分たちで維持管理していくとのことです。

道路や河川などの公共施設には市民は手を出してはいけないという思い込みがありますが、ヨコハマ市民まち普請事業のように、市民の望む方向への整備を支援しているところもあります。世田谷まちづくりファンドでも看板の資金を助成したこともありますが、このような公共施設に関する助成も広がっていってほしいと思っています。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

新しい公共の具体例は、おやじの会やカワセミ営巣盛土なんですね。

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2012年6月 1日 (金)

空き家は明るい未来の原動力!@世田谷まちづくりファンド拠点づくり部門の予備審査会

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2012年5月26日(土)は世田谷まちづくりファンド の「まちを元気にする拠点づくり部門」の予備審査会でした。12月の本審査に通過すると最高500万円が助成されます。

以前にも書きましたが、世田谷まちづくりファンドは、1992年に設立されたまちづくり活動への助成を行うファンドです。現在は5つの部門を設けていて、その内の1つが「まちを元気する拠点づくり部門」です。

この部門は、(財)民間都市開発推進機構という国の外郭団体が実施している住民参加型まちづくりファンド支援業務から5000万円の拠出を受けています。その残りが約500万円となり、今回の助成がたぶん最後になると思います。

申請が1件あり、それについて議論しました。

(仮称)空き家再生プロジェクト実行委員会からの提案で、ある空き家をコミュニティスペースやワーキングスペースという人が集まる部分と住戸(シェアハウス)として活用したいという内容でした。

私は提案を聞いていて、とてもワクワクしました。その理由は、まず、若者がプレゼンしていること、そして「空き家」というこれからの大きな問題に対しての取り組みだったからです。夢のある提案ですね〜

一方で、このような空き家再生をこの1軒だけでなく、続けていきたいという希望を持っているとのことだったので、「2軒めから助成なしでもやっていけるのか、助成を得ることで事業計画が甘くならないか」ということも懸念されました。

これらについて質問させてもらったんですが、本審査までにもっと詳細な計画ができることを期待してます。

この企画を聞いていて、住まいは昔は縁側などで地域とつながっているセミオープンな空間でしたが、最近はクローズドになり、そして空き家になった段階でもう一度オープンな場になる可能性が出てきていることに気づきました。空き家は明るい未来の原動力かもしれませんね!

で、このことをFacebookに書いたら新潟県村上市のURUSHI OHTAKIの大滝さんからコメントをもらいました。それで思い出したんですが、村上市では町屋の人形さまめぐり
 町屋の屏風まつりという、家の中に飾ったお雛様や屏風を誰でも見て回れるというイベントを10年以上続けています。すでに住まいを開く土壌や気運があるんですね。

東京でも少しずつ住まいに対する意識が変わり、コミュニティづくりにつながるといいですね。そのきっかけは空き家でもいいですし、村上のようなイベントでもいいかもしれません。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

空き家はネガティブなものかもしれませんが、それをコミュニティづくりのきっかけと考えるといろいろな可能性が見えてくることです。

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2012年4月 2日 (月)

共同の創作活動は楽しい!@練馬まちづくりセンターの活動助成の最終報告会

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2012年3月31日(土)は練馬まちづくりセンターまちづくり活動助成の最終報告会に行ってきました。場所は光が丘区民ホールでした。

「はばたき部門」については、7月の公開審査会や10月の中間報告会をやっていますが、「たまご部門」や、今年度から発足した「防災まちづくり部門」は書類審査のみだったので、団体の皆さんに始めてお会いすることになります。なお、これまでのことはステップ・バイ・ステップで羽ばたいて!@練馬まちづくりセンターの公開審査会助成の卒業団体と行政とのいい関係@練馬まちづくりセンターの活動助成の中間報告会をお読みください。

私はまちづくり活動助成が始まった時から6年間審査員をやっていますが、今回が最後となります。それで練馬まちづくりセンターの方からミニ講演+団体同士の意見交換の進行を頼まれましたが、何か共同で創作活動をした方が印象に残るのでは、と考えてワークショップをすることにしました。

お題は「想いを語り合って紙しばいをつくろう」。“練馬のまちづくり”をテーマに各人が詩を作り、それを元に4枚の紙しばいをつくるというものです。

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5つのグループに別れ、みんな熱心につくってくれました。

一番上の写真は「紙しばい大賞」を取った作品です。この作品については審査員の永田先生がブログ「練馬まちセンの紙芝居大賞」に書いてくれました。

この作品もそうですが、私はマジックとクレヨンでつくってもらおうと思いましたが、練馬まちづくりセンターが用意してくれた折り紙や紙テープ、枝などがとても効果的に使われてました。さすがですね。

といくことで、まち活動の楽しさ、面白さとは

共同での創作活動はいいですね。生み出す、創りだすことをまち活動でいろいろ盛り込んでいくといいということを再認識しました。

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2012年3月 8日 (木)

被災地支援はエンパワーメントにつながる活動が大事ではないでしょうか@世田谷まちづくりファンドの公開審査会

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2012年3月3日は、世田谷まちづくりファンドに新設された特別部門「災害対策・復興まちづくり部門」の公開審査会でした。場所は三茶しゃれなあどでした。

この部門は東日本大震災が起こった直後から、私たち運営委員が世田谷まちづくりファンドでも何かできないかと検討してきた結果できたものです。

東日本大震災の復興への取り組みを行い、それを通して得た知識、経験、成果を世田谷の災害対策や復興まちづくりに還元し、区民と分かち合う活動に助成することになりました。

折しも2012年度は世田谷まちづくりファンドの20周年です。記念すべき時にこのような部門を立ち上げられたことは大変よかったと思っています。総額は300万円とやや少ないですが、1件当たりの上限は100万円で、世田谷まちづくりファンドとしては大きな額となっています。

部門の検討段階では、「4〜5件の応募があれば…」と考えていましたが、10件もの応募がありました。これは喜ばしいことですが、予算が限られていることや、部門の性質上、大きな減額ができないことから、事前の運営委員会で4件に絞ることにしました。

運営委員ごとに10件の中から4件を選び、投票して上位から4件を採択することになりました。

結果は写真のように、1回目の投票で上位3件が決まり、4件目は決選投票になりました。

世田谷まちづくりファンドのこれまでの部門に比べ厳しい選択を迫られました。優れた企画でも他との関係から助成を受けられなかった団体の皆さんには申し訳なく思っています。

私としては、今の時点で世田谷の市民団体が東日本に行く場合、単純なサポートより、エンパワーメントにつながる活動であることが重要でないかと思い、そのような観点から審査しました。

エンパワーメントとは端的に言うと、世田谷の市民団体が始めた活動が、その団体が行かなくなっても東日本の地域の人たちで継続できるようキーマンやコアグループが育つように支援する、ということです。

私はコンサルタントとして各地のまちづくり団体に関わっていますが、「行かなくなっても継続できるように」ということはキーポイントだと思っています。それと今回の被災地を東京から支援することは似ているのではないでしょうか。

ただ、被災地にはいろいろな地域・コミュニティがあるので、エンパワーメント的な支援だけが必要ということではないと思います。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

いろいろな思いが結実した結果に立ち会えることです。

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2011年11月 2日 (水)

助成の卒業団体と行政とのいい関係@練馬まちづくりセンターの活動助成の中間報告会

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2011年10月29日(土)は練馬まちづくりセンターまちづくり活動助成「はばたき部門」の中間報告会に行ってきました。場所は武蔵大学でした。

7月の公開審査会で助成を受けることになった団体が、約4ヶ月間の活動を報告しました。公開審査会についてはステップ・バイ・ステップで羽ばたいて!@練馬まちづくりセンターの公開審査会をお読みください。

今回、中間報告後の「〜“まち活助成のその後”の活動をどうする?〜」という意見交換会がとても充実していました。

まず、練馬まちづくりセンターからアンケートの報告がありました。これは、まちづくり活動助成を1度以上受けていて現在は助成を受けていない団体(卒業団体)を対象としたものです。活動資金集めに苦労していることや、練馬まちづくりセンターと協働で事業をやりたい意向があること等の回答が特徴的でした。

次に、3つの卒業団体から近況報告がありました。

白子川源流・水辺の会からは、メインの「源流まつり」は助成を受けていた時と同様に続けており、その資金として他の助成団体から助成を受けていること、様々なグッズを販売していること等が話されました。

いんせくとかふぇという稲荷山図書館の庭を昆虫の集まる場所にしたいと取り組んでいるグループからは、助成を受けて看板やベンチ等が整備されたこと、その後も親子で参加できるイベントを開催していること等が話されました。

ネリマ・ベジタルブ・カフェからは、今年行ったじゃがいも堀りかふぇや枝豆かふぇの様子が話され、コラボする団体がドンドン広がっていることが話されました。

その後、「活動資金を集めるにはどうしたらいいか」や「練馬まちづくりセンターとどのような協働ができるのか」について意見交換しました。

この意見交換会で感じたのは、練馬まちづくりセンターが卒業団体ととてもいい関係を築いているということです。本ブログで度々登場する江戸川総合人生大学も卒業生といい関係を続けています。

ともすれば行政やその外郭団体は、住民と公平につきあうということで、関わりのある間は熱心でもその後に冷たくなってしまうということがあります。しかし、そうでない付き合い方が広がっているのではないでしょうか。

私は市民活動団体というのは地域資源だと思っています。文化財的な建物を地域資源として手厚く扱うように、市民活動団体にも手厚い関係を築いていくことが地域づくりで必要とされているのではないでしょうか。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

以前、「もっと癒着しよう?!」と書きましたが、市民と行政の新しい関係の芽がいろいろな地域で見えていることに気づくことです。
 

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2011年10月16日 (日)

COZYな空間でくつろぐ@世田谷まちづくりファンドの会合で読書空間みかもに行って来ました

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2011年10月12日(水)は、世田谷まちづくりファンドの運営委員の会合がありました。場所は「読書空間みかも」という大正13年築のとてもくつろげるところでした。自由が丘駅から徒歩5分ぐらいの位置にあり、よく残っていたと思います。

以前から、世田谷まちづくりファンドの運営委員会を助成団体の拠点で開催してはどかという話があり、今回、それがやっと実現できました。

読書空間みかもは2008年、2009年、2010年度と助成を受けたところです。また、(財)世田谷トラストまちづくり地域共生のいえづくり支援事業という地域に開かれた場づくりを支援する事業からサポートを受けて「地域共生のいえ」と位置づけられています。

世田谷まちづくりファンドの助成を受けている「地域共生のいえ」は、他にもCOS下北沢岡さんのいえ TOMOなどがあります。

読書空間みかもでは、みんなが「ほっとする」「くつろげる」と感想を述べていました。家の面積は小さく庭を大きく取っていて、内部だけでなく眺めも素晴らしいものです。

「地域共生のいえ」はCOS下北沢もそうですが(岡さんのいえ TOMOには残念ながらまだ行ってない)、まさにCOZYな空間だと思います。COZYとは「暖かい、居心地が良い、くつろげる」という意味で、日本ではコージーコーナーでお馴染みの言葉ですよね。コミュニティの人々が集まる場は本来はCOZYな空間であるべきだと思いますが、行政がつくる施設ではなかなかそういうなってないのが残念です。

というより、住民が関わるからCOZYな空間になるんでしょうね。COZYな空間になるための秘訣を知りたいところです。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

くつろげる場を発見して、くつろいだ気持ちになれることです。

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2011年7月 6日 (水)

ステップ・バイ・ステップで羽ばたいて!@練馬まちづくりセンターの公開審査会

Photo 2011年7月3日(日)に練馬まちづくりセンターまちづくり活動助成「はばたき部門」の公開審査会等に審査委員として行ってきました。場所は勤労福祉会館というところでした。

3月に予定されていた昨年度の活動報告会が中止になり、また、例年6月に行われていた公開審査会も7月に入ってしまいましたので、久しぶりと感じました。

今回は12団体の応募があり、11団体が助成対象となりました。おめでとうございます!

これらの団体の中で、今までの実績が形になり、それを今年度の活動につながっている2つの団体を紹介します。

1つはねりま・ごみフォーラムです。これまでは一般家庭の生ゴミを再利用したいと考え、家庭を回って収集し、農家の一角で堆肥化するという活動を続けてきました。それが認められて区有地を借りられるようになりました。

この土地で生ゴミから堆肥をつくるとともに、野菜などを栽培することにも活動が広がりました。

この団体の大きな目標は、「生ゴミの再利用」ですが、提供する家庭、堆肥化する場所、それをつかってくれる農家がいずれも小規模でした。今回、区有地が借りられるからといって、いきなり大規模になるわけではありませんが、例えば、農家以外にも堆肥を使う場面をつくっていく等、ちょっと違う生ゴミ循環ができる可能性もみえてきました。

もう1つは光が丘まちづくりフォーラムです。光が丘は団地が建ち並ぶまちです。その中に20年前にできた「かえる池」は、カルガモなど多くの野生生物が生息している一方、近年、外来生物もみられ、もともといた生物が脅かされている状況でした。また、水質の悪化も進んでいました。

そこで2009年度からかえる池再生プロジェクトを始め、生態調査などをやっていました。その結果、区の方で池の浚渫などの再整備をすることになりました。今年は整備内容などを区と協働しながら検討することになりました。

団体の人も話していましたが、外来生物といっても生物なので捕獲できたとしてもその後、どうするかという問題はあります。しかし、かえる池の生態系を整える上では大きな前進だと思います。

どちらの団体も2010年度に「はばたき」があったわけですが、まちづくりでは一気に問題を突破できるブレークスルーはなかなか起こりません。しかし、2011年度にまたちょっとはばたいて、少しずつ、環境をいい方に変えていく粘り強い活動を期待しています。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

まちづくりは「はばたく」というよりはステップ・バイ・ステップだと思いますが、それではちょっとシンドイので、気持ちは「はばたこう」「はばたいた」と思うといいですよね。

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