アリスセンター

2011年5月 4日 (水)

哲学対話とまちづくりワークショップの違いは?@アリスカフェ

110427 2011年4月27日はNPO法人まちづくり情報センターかながわが主催する第6回アリスカフェに行きました。場所は横浜開港記念会館でした。

アリスカフェは昨年から始まった「カフェをしながらのセミナー」で、理事がカフェオーナーになります。今回は事務局スタッフが関わっている哲学対話をテーマとし、私が司会をやりました。

講師は上智大学哲学科教授の寺田俊郎さん。2000年から哲学対話の進行役を努め、各地で実践されています。

哲学対話とは、専門分野としての哲学ではなく、社会の中でふつうの市民が哲学的思考や哲学的対話を行うことをめざしているものだそうです。

哲学対話は緩いコミュニケーションの場だそうですが、ルールとしては以下があるそうです。

1.哲学的に話さなくてよい。

2.人の話をよく聞く。

3.自分の意見を自分の言葉で率直に話す。

4.自分の意見の前提は何かを意識する。その前提を変える勇気をもつ。自分も変わるし、他の人も変わる、その中で新しい考えが生まれるんだ、と捉える。

今回のテーマは「なぜ寄付をするか」です。そして通常の哲学対話ではレクチャーはしないそうですが、アリスカフェはセミナーなので特別に「寄付」について30分ほど話してもらい、その後、対話をしました。

「寄付」をめぐる議論は面白かったのですが、私は哲学対話という手法に興味があったので、寺田さんがどのように進行するかに注目していました。

哲学対話は私がやっているまちづくりワークショップと類似点が多かったんですが、進行において大きく違っている点が2点ありました。

1つは最後に進行役が意見のまとめや総括をしないことです。寺田さんが「何かを目的とした集まりではない。だから互いの発想を掘り起こし、耕すような感じの会話が生まれる。それが緩いコミュニケーションになる」(1010.3.11 日経新聞)と言われているとおりでした。

まちづくりワークショップは、「◯◯計画をつくる」とか「公園をデザインする」という目的のもとに集まり、それを達成するために何回かのワークショップを積み重ねていきます。ですから各回の最後には必ず「まとめ」をやります。意見がまとまらなくても、まとまらなかったという「まとめ」をやります。

ですから、「では終わります」とあっさり終わった時には「あれ??」という感じがしましたが、今考えると会の違いをはっきり実感できたと思います。

私がまちづくりワークショップをやるようになって20年位経ちますが、昔の住民を交えた会合が「目的が明確でない、曖昧模糊としたもの」であったので、それを変えようとしてワークショップがアメリカから輸入されたと認識しています。目的志向(ゴール・オリエンテッド)なんですよね。その合理性が人を引きつける場合もありますが、受け入れられない場合もあり、日本流アレンジがこの20年に行われてきたのかなあと思っています。

もう1つの違いは、進行役が各意見を既存の哲学の枠組みに位置づけながら進行しているな、と感じることです。

私は既存の哲学の枠組みはほとんど知りませんが、マイケル・サンデル氏の「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」などから、リベラル(自由主義)とリバタリアン(自由至上主義)、コミュニタリアン(共同体主義)などの哲学における主義を大まかに知っています。

その少ない知識量からではあますが、進行役の寺田さんは各人の意見を哲学の枠組みに位置づけ、整理しながら聞き、ポイントで脇道にそれないように示唆しながら進行しているように思いました。これはテレビで見たサンデル教授の授業でも感じたことです。レールを敷かれている感じです。

私がまちづくりワークショップの進行をする時も、各人の意見を既存のまちづくりの考え方の枠組みに類型化することはありますが、脇道にそれないように示唆することはありません。というより、脇道と感じても、実はそれが本流なこともあるのでその峻別に慎重になります。

この違いは、哲学対話では進行役の知識量が参加者より圧倒的に多いのに対し、まちづくりワークショプでは、進行役の知識量が上回る部分(例えば都市計画に関する知識など)もありますが、地域情報などは参加者の方が知識量が多いことに要因があると思います。進行役も未知なことがあることを前提としているので、本流・脇道の区別に慎重なわけです。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

自分がいつもやっている話し合いの手法とは違った手法を体験できることです。まちづくりの話し合いはゴール・オリエンテッドすぎるかもしれません。哲学を話し合う機会も必要ですね。

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2010年10月 1日 (金)

NPOは燃えてくるような場をつくるべき@アリスセンターの座談会

2010年9月29日は「NPO法人まちづくり情報センターかながわ」、通称アリスセンターの機関誌、たあとる通信に載せるための座談会をやりました。場所はかながわ県民活動サポートセンターでした。

特集のテーマはシニアとNPOです。アリスセンターでは2008・2009年度に厚生労働省のコミュニティ・ジョブ支援事業 をやっていたので、その調査結果なども含めて特集を組むことになりました。

座談会では「シニアが現在、地域やNPOとどう関わっているか、どういう課題があり、これからどうあればいいのか」を話し合いました。

メンバーは以下の4名の方々です。
・田中尚輝さん (社)長寿社会文化協会
・岩村順雄さん いわむらのぶおボランティアオフィス/エネルギー管理士&環境カウンセラー事務所
・嶋田繁さん 我孫子市役所 市民活動支援課
・藤枝香織さん アリスセンター 

私は進行役ですが、江戸川総合人生大学の経験から感じたことなども話しました。

座談会の詳細については、ぜひ、たあとる通信を読んでいただきたいですが(現在作成中です)、この中で田中尚輝さんが、「NPOにシニアを惹きつけたいなら、シニアが燃えてくるような場をつくる必要がある」と言っていたのが印象的でした。

私は江戸川総合人生大学で学ぶ人たちを含め、これからまち活動をやる人たちには、地域活動や社会貢献活動を面白い、楽しいと思ってもらえれるようにしたいと常々思っています。ブログの最後にも「まち活動の楽しさ・面白さとは」と書くようにしてます。これは裾野を広げようと思ってのことです。

一方で、頂点をさらに高くすることも必要で、そのためには、燃えてくるような高揚感、使命感を伝えることが必要だということなんですね。伝えるためには自分ももっと、使命感をもって取り組んでいかないといけないと改めて思いました。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

まち楽しさや面白さも重要だと思いますが、それを超えた何かもあるんだと感じることです。

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2010年7月 9日 (金)

Twitterには新しい政策提案+ロビー活動の芽がある@アリスカフェJuly

Photo 2010年7月7日はNPO法人まちづくり情報センターかながわが主催するアリスカフェJulyに行きました。場所は横浜情報文化センターでした。

アリスカフェは今年から始まった「食事しながらセミナー」で、理事がカフェオーナーになります。今回は私がカフェオーナーになり、Twitterを含むソーシャルメディアをテーマにしました。

講師は日本財団の山田泰久さん。公益事業のウエブサイトCANPANを担当されています。「Twitte→アクション」をテーマに、ソーシャルメディアどのように活用するかをパワーポイントや実際のTwitterのウエブサイトを表示しながら話してもらいました。
→山田さんのブログはこちら。パワポ資料もアップされてます。
→参加者の神奈川子ども未来ファンドのブログはこちら

私は、今回はじめてUstreamの中継をしたので、それがうまくいくかドキドキしてました。まあ、なんとか中継+録画することができました。約2時間の長いものですが、端折ってみることもできます。
http://www.ustream.tv/recorded/8125551

山田さんの話の中で面白かったのは、Twitterがオープンなコミュニケーションの場であるということ。例えば、あるNPOは地元の地方議会の議員にTwitter上で「◯◯見に来てください」とお知らせすると、議員もそれをたくさんの人が読んでいるので、対応せざるを得なくなる、ということを話されてました。これまでの手紙やメールとは違うコミュニケーションができるんですね。

そして、私はまち活は、議員などへのロビー活動がもっと必要だと思っているので、オープンな場での政策提案+ロビー活動の芽がTwitterを含めたソーシャルメディアにはあるのでは、と期待しています。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

TwitterやUstreamのように、コミュニケーションなどをオープンにしていくメディアが増えていて、それをどのように活用できるか、ワクワクしながら考えることです。

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2010年2月18日 (木)

アリスセンターの理事会@県民活動サポートセンター

2月17日はアリスセンターの理事会に行ってきました。今回は、アリスセンターとしての活動を議論するというよりは運営についての議論でした。

自分の会社でもそうですが、具体的なプロジェクトについての議論と、会社全体の経営・運営についての議論は、使う頭が違うと感じます。組織を動かすためにはどちらも必要で、どちらが面白い・面白くないというものでもないですが。

ところで、今回の理事会はかながわ県民サポートセンター(県サポ)でありました。横浜駅から2〜3分の距離で、立地はバツグンです。県の社会福祉協議会なども入っているかながわ県民センターの6〜11階が県サポになっています。

なんで会場のことを書いたかというと、理事会は7時開始でしたが、その時は20〜30歳代の若い男性数人とエレベーターで一緒になり、9時過ぎに終わったときは40〜60歳代の女性陣と一緒になり、「県サポはいろんな人に使われているな〜」と改めて感じたからです。

前述のように、横浜駅至近という立地のよさと、会議室の多さ(6・7階)、また、ボランティアサロン(9・10階)という予約なしでも打ち合わせできるスペースがあることが魅力なんでしょう。ボランティアサロンなどで打ち合わせしていると、周りに刺激されて何となく元気になってきます。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

まったく知らない団体・人々でも、同じ場所に集うと何となくワクワクして元気になるところでしょうか。性善説の世界なんですよね。

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2010年1月 7日 (木)

企画に関わった「たあとる通信」が出ました

Photo_2 今年もよろしくお願いします!

年末年始は、まち活動をする機会がなく、ブログの間隔が空いてしまいました。(^-^;

さて、新年の最初の記事は、「NPO法人まちづくり情報センターかながわ」、通称アリスセンターの機関誌、たあとる通信29号についてです。

特集テーマは「NPOが働く場として成長するために」です。12月中旬に発行したので書くのが遅くなりましたが、私が企画に関わり、巻頭言と座談会の司会を担当しました。

巻頭言で「NPOの雇用・就労は昭和的?」というタイトルです。NPOは賃金の決め方や人事評価が一昔前のようであるけれど、若者にとって魅力ある成長産業であり、この特集が新しい雇用のあり方を確立していく機会になれば・・・ということを書きました。

座談会は以下の4名の方々と「NPOを就労の場として考えた時に何が課題か」について話し合いました。
・飯田剛史さん 社会保険労務士法人 D・プロデュース
・川崎修さん (特)市民セクターよこはま
・坂本文武さん ウィタンアソシエイツ(株)
・本田和隆さん (特)コスモスの家

座談会では、NPOは経営感覚を磨くべきという、私のいつも思っていることが多様な視点で述べられて、とても面白いものになったと思います。

他にもいろいろ記事がありますから、興味のある方はぜひ読んでください。1050円です。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

まち活動を若い人にはぜひ、職業としてやってもらいたいと思っています。そのために私にできることはわずかかもしれませんが、それをやれることが楽しさ・面白さだと思います。

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2009年9月20日 (日)

アリスセンターの総会がありました

9月18日は「NPO法人まちづくり情報センターかながわ」、通称アリスセンターの年に1度の総会がありました。場所はかながわ県民センターでした。

総会では事業の報告、決算、計画、予算が順調に承認されました。いくつか質問があったんですが、それらは内容を深く理解する上で、適切なものでした。また、定款の変更も無事、承認されました。

ということで、例年はちょっとした波乱がありますが、今年は非常に順調に総会が終了しました。

総会後の懇親会では新理事と話をしました。イギリスに留学されていたということで、私が注目しているアセット・トランスファー(Community asset transfer)について聞いてみました。アセット・トランスファーとは地方自治体が所有している土地や建物をコミュニティ組織やNPO等に長期間、非常に安く貸すことです。これにより、NPO等はその土地や建物で事業をして収入を得ることができます。自治体や地域の人たちにとってのメリットは、土地や建物が放置されることなく、良質に維持・管理されることです。

日本では、市町村や県が持っている土地で塩漬けになっているものは、企業に高く売れ、という声が議会からも市民からも上がっています。それをNPOに貸せ、という声は全くと言っていいほど聞こえてきません。

なぜ、イギリスではNPOに貸してくれるのか?というのが疑問でした。新理事の話では、イギリスでも企業に売る場合もあるけれど、市民が企業に売って高所得層が入ってくることよりも低所得層のレベルアップに関心があるからだとのことでした。

日本でも市民の意識が変わらないと塩漬けの土地をNPOに貸すという状況にはならないでしょうね。しかし、自治体の土地を企業に売るばかりでは、長期的にみて地域の課題に応じて土地を使えなくなる等、問題があると思います。このため、NPOに貸すメリットについて考えて、微力ながら広めていく必要があると思いました。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

状況は変わらないと思わないで、変わると信じて少しずつできることをやることです。

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2009年8月30日 (日)

コミュニティ・ジョブ支援事業の全国連絡会議に行きました

8月27日はアリスセンターが実施しているコミュニティ・ジョブ支援事業 の全国連絡会に出席するため金融庁に行ってきました。

コミュニティ・ジョブ支援事業 とは、シニアなどがNPO法人やコミュニティ・ビジネスの団体などで職場体験できるようにマッチングし、将来的な就業につなげていこうとするものです。平成20年度から始まり、今年度は10団体がシニアとNPO法人をマッチングするコミュニティ・ジョブセンターとして選定されました。

当日は9団体が出席しました。これらは「個々のNPOを支援するNPO」=「中間支援組織」と呼ばれている団体です。全県を対象エリアとした団体が多いのも特徴です。

参加して気づいたことが2つありました。1つはスタッフに20〜30歳代の男性が何人かいたことです。地方でも中間支援組織が職場として成り立っていることを実感できました。

2つめはこれらの中間支援組織がふるさと雇用に関わっていることです。地方の雇用環境は大変厳しいし、NPOが職場として成り立つのも厳しい状況です。これをふるさと雇用を活用して3年の間に何とか人を雇用できる事業を創出しようとしています。

田中角栄の日本列島改造論が出された1970年代前半以来、地方では公共事業によって雇用が確保されていました。確かに大都市圏と地方圏の経済格差は小さくなったと思います。先日、20歳代の人と話をしていたら「出稼ぎ」という言葉を知らないと言ってました。

一方、この30年間、公共事業や工場誘致以外に仕事を創出するという力を地方から奪ってきました。その結果が、現在の地方の疲弊ではないかと思っています。この状況をNPOなどで少しずつ変えていくことが必要だと思います。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

各地の状況をメディアではなく人を通じて知る・実感することができます。

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2009年8月20日 (木)

アリスセンターの理事会でした(8月)

8月17日は「NPO法人まちづくり情報センターかながわ」、通称アリスセンターの理事会でした。今回は事務所があるNPOスクエアで開催しました。

このNPOスクエアは、横浜みなとみらい21の中にあるワールドポーターズという商業施設の6階にあります。NPOの共同オフィスで、いろいろな団体のスペースと共同で使える会議室などがあります。また、毎年、NPOスクエアに入っている団体と、さらに、ワールドボーターズのテナント等の他団体も加えて、バリアフリーフェアというイベントを開催しています。

さて、理事会のメインテーマは、9月に開催する総会についてでした。アリスセンターは、8月から7月を年度としていて、会計などの監査を終えた9月に総会を開いています。

総会は最高の意志決定機関であり、事業の報告書、計画書、予算の決算書、予算書等を含む議案書を作成しなければなりません。この1ヶ月ぐらいに分担して書いたものをチェックしました。

また、今回の総会では定款の変更を予定していて、これも議案書に入れてます。定款の変更はアリスセンターの場合は、正会員の2/3以上の議決を経なければなりません。

ということで、気合いを入れて準備していますが、アリスセンターでは正会員が100人以上いますが、総会に出席してくれるのは1割程度となっています。

以前、日本都市計画家協会の総会のことを書きましたが、この総会では50〜60人程度の参加がありました。都市計画家協会は正会員数がアリスセンターより多いので参加する割合としては同じ程度だと思います。しかし、主観的には、都市計画家協会の方が会員がNPOに対してメンバーシップを持っていると感じています。

アリスセンターにおいては、「私たちがアリスセンターのメンバー」と思っている会員より「アリスセンターのサポーター」というスタンスの会員が多いような気がします。

この辺りは、組織の役割・使命や運営の方法によって、一律ではないと思いますが、アリスセンターについて言えば、メンバーシップを高めることが課題だと思っています。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

個人が組織にどう関わるかということは、家族や会社でも普遍的な課題ですが、まち活動でもそうです。しかし、家族や会社とは、やや違った関わり方だと実感することができますし、違いを楽しむことができます。

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2009年7月18日 (土)

アリスセンターの理事会でした(7月)

7月14日は「NPO法人まちづくり情報センターかながわ」、通称アリスセンターの理事会でした。今回も6月に引き続き、かわさき市民活動センターで開催しました。

理事会では人事のことや9月に開催予定の総会準備などについて話し合いました。

その後のアフター理事会では、いろいろな話題が出ましたが、その中でアリスセンターはどういう中間支援組織をめざすのか、ということも話されました。

その時も話したんですが、私は最近、2冊の本を読みました。1冊はアリスセンターの塚本一郎理事長編・著の「ソーシャル・エンタープライズ 社会貢献をビジネスする」です。社会をイノベーション(変革)するという志を持ちながらビジネスとしても成立させることの必要性や重要性が紹介されています。

もう一冊は世田谷まちづくりファンドの運営委員でご一緒している鵜尾 雅隆さんの「ファンドレイジングが社会を変える」です。この本は現在、アメリカで20兆円の寄付があるのに対し、日本では2000億円しかない、それを2020年までに10兆円にしよう!という内容です。印象に残ったのは、アメリカではNPOがコンビニぐらいあり、その恩恵を受けた人が多くいる、日本でもNPOがもっと身近になる必要があるという点です。

この2冊を読んで、NPOが先鋭的にトンがったことをやっていくことも必要であり、もっと裾野を広げていくことも必要だと改めて思いました。

そこで、アリスセンターはどちらを支援していくべきでしょうか。両方必要だと思いますが、強いて言えば先鋭的組織の支援だと思います。なぜなら、裾野を広げることは、行政なども他にも取り組んでいるからです。

というわけで、まち活動の楽しさ・面白さとは

10年後、20年後はどんな社会になっているか、ワクワク想像することができます。また、それは誰か他の人たちが作り出す社会ではなく、自分も含めて作り出していく社会であるし、偶然そうなるのではなく、今の取り組みが積み重なってできあがる社会であることを感じることができます。

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2009年6月11日 (木)

アリスセンターの理事会

6月9日は「NPO法人まちづくり情報センターかながわ」、通称アリスセンターの理事会でした。
アリスセンターは、主に神奈川県内の様々な市民活動を応援する組織で、中間支援組織と言われています。特別に何かのテーマ、例えば、環境問題や国際協力などのテーマに限定して活動しているわけではないので、なかなか伝わりにくい活動をしています。

例えば、2008年度と2009年度は、「シニアのためのNPOインターンシップ・プログラム」を実施してます。NPOを就業先や活動場所として考えているシニア世代を応援するため、シニアにNPOでの職場体験の機会を提供しています。アリスセンターとしては、これによって、市民活動に関わる人材の幅が広がることを期待して実施しているわけです。

NPOに関わる人たちの間では、社会を「行政セクター」と「企業セクター」と「市民セクター」に分類しています。市民セクターは他のセクターに比べ弱いので、それを強化していかなければならないと考えています。アリスセンターもそのように考え、市民セクター強化の一環としてインターンシップ・プログラムを行ってます。

アリスセンターは横浜のみなとみらいにあるワールドポーターズ内のNPOスクエアにありますが、理事会は、今回初めてかわさき市民活動センターで開催しました。同センターは、再開発が進む武蔵小杉の一角に最近引っ越してきたそうです。

武蔵小杉は、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントという新しい形態の組織がコミュニティ運営を始めたところで、今後、どうなっていくか興味深いエリアで、今回、ついでにちょっと見学できてラッキーでした。

さて、本題のアリスセンターの理事会ですが、現在11名の理事がいて、毎回、アリスセンターの運営に関するいろいろなことを協議します。この理事会に出ていて面白いところは、「NPO・市民活動」などの共通言語がありますが、いろいろな職種の人がいるので、発想が違っていて、「そんな見方もあるんだ〜」と思うことが多々あることです。

というわけで、まち活動の楽しさ・面白さとは

活動をやってなければ出会えなかった人と出会えることです。←これがもっとも根本にある面白さだと言えるでしょう。

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