シンポジウムなど

2013年12月 9日 (月)

合意形成には想定することと即興的なやりとりの両方が必要@特別区職員研修

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2013年10月15日・17日・18日は、特別区職員研修所の「地区計画」というコマで「地区計画の策定方法」(15日)を講義形式で、「地区計画制度における住民参加・住合意形成」(17、18日)を講義+ワークショップで実施しました。

特別区職員研修所では、これまで「地区計画」や「まちづくり基礎」について研修の講師をしました。以前の内容はコチラ
特別区職員研修所で講師をしました
Win-Winは理想かもしれないけれど…@特別区職員研究所で講義しました

今回は受講者が100名を超えるということで、講義は全員で、ワークショップは2つに分けて設定しました。

講義では、100人を超えると質問が出しにくいかと思い、いくつかのセクションに区切って隣の人と話し合って質問を出してもらうようにしました。そうするとソコソコ質問は出るんですが、平易な質問は隣の人と話し合う中で解消してしまうのか、ややマニアックな質問になってしまいました。

地区計画の初級者研修と銘打っているんですが、経験や現在の実務の幅が広く、受講者の満足度を高めるのが難しいですね。

ワークショップでは、「商店街の地区計画において広告物の色彩制限を設けるべきか、べきでないか」をテーマに、以下の役から選んでもらってロールプレイをやりました。

★ブティックオーナー、パチンコ店オーナー、スーパー店長、商店街の住民(商売をしていない)、色弱の人、30代男性住民、女性高齢者住民、地元選出の区議会議員)★

アウトプットは、
◎最後には「設けるべき」「設けるべきでない」いずれかを選択
◎それを実施するための創意工夫を3つ書く
としました。

結果としては、2日間で14班ありましたが、「設けるべき」が6班、「設けるべきでない」が8班となりました。

「設けるべきでない」という班でも、「商店街の協定などのルールを決めるべき」という意見があり、何らかのルールが必要だという結論が多くなっていました。

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ロールプレイで体験したことは、「いろいろな意見を想定してみる」ということです。行政では、住民説明会などの時に想定問答集を用意することがありますが、ディスカッションの時にも想定してみることは大事ですね。

ただし、シナリオを決めるところまでやると合意形成にはマイナスになることがあります。想定することと即興的なやりとり、両方が求められると思います。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

想定することと即興的なやりとり、いろいろな場面で大事だと気づくことです。

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2013年6月11日 (火)

さすが370万人都市の地域力!@横浜・人・まち・デザイン賞

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2013年5月13日(月)は「第6回横浜・人・まち・デザイン賞」の表彰式に行きました。場所は市長公舎でした。

この賞は「地域まちづくり部門」と「まちなみ景観部門」に分かれていて、私は「地域まちづくり部門」の選考に関わりました。今回は32件の応募から以下の7件が選ばれました。(表彰は活動に対してですが団体名を書いています)
1 新治谷戸田を守る会新治市民の森愛護会
2 NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター
3 寺尾地区福祉のまちづくり推進協議会
4 NPO法人港南歴史協議会
5 NPO法人さくら茶屋にししば
6 六角橋商店街連合会
7 下和泉地区交通対策委員会

私はさくら茶屋にししば下和泉地区交通対策委員会の表彰理由を書かせてもらいました。

その関係で、表彰式後の懇談会で2つのグループの方々にお話を聞くことができました。

さくら茶屋にししばは、昭和40~50年代に開発された西柴団地の中にあり、少子高齢化が進行している中で、コミュニティの拠点をつくり、地域で運営しています。

会員がつくるお惣菜が評判だとのことで、高齢社会での「食」はホント重要ですよね。

下和泉地区交通対策委員会は、2002年から地域で運営するコミュニティバスの継続性や運営の工夫が表彰理由ですが、お話を聞くと、近年、利用者の減少等があるので、路線バス化をめざし活動しているとのことでした。

横浜・人・まち・デザイン賞の表彰式については、第4回第5回もこのブロクで書きました。足掛け6年、選考にかかわり、多くの団体を知ることができました。選考に至らなかった団体も実力があるところが多く、「さすが370万人都市の地域力!」だと思いました。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

多くの団体を知り、それぞれが日々変化していることを実感することです。

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2013年2月 8日 (金)

景観法10年目、漢方薬のように景観に効いている@埼玉県の景観整備機構の講習会

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2013年1月22日(火)は埼玉県景観アドバイザーとして、(社)埼玉県建築士事務所協会の景観整備機構・実務者講習会に行って来ました。場所は埼玉建産連研修センターでした。

(社)埼玉県建築士事務所協会は、埼玉県の景観整備機構になっています。景観整備機構とは、住民による景観に関する取り組みの支援などを行う組織のことです。景観法にもとづいて行政が指定してます。埼玉県では2つの団体が指定されています。

今回の講習会は「景観法を活用したルールづくりについて」というテーマでした。まず、ルールの概要について話し、その後、どのようにルール作りを進めるかについて話しました。

休憩の後、3つのグループに分かれて、ミート・ザ・プレスというワークショップの一つの手法をつかって、質疑応答をしました。

皆さんから出された質問は以下のようなものでした。
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・まちの問題に気づいてもらうよい方法は?
・ルールの必要性に気づいてもらうには?
・まちづくり組織をつくる時のとりかかりをどうするか?
・ルールづくりが完成されているようなまちへのアプローチは?
・モチベーション持続の方法は?
・ルールを決める時、意見の食い違いがある場合、どうするか?
・ルールづくりより大切なことは?
・既にある組織に外から来た人の意見を聞いてもらうためには?
・景観整備機構は何をめざせばいいか?

(社)埼玉県建築士事務所協会には、県内各地の建築士の人たちが集まっています。それぞれの地域でこれから地元の人たちと景観づくりに取り組んでいくとのことで、まちづくりの初動期に関する質問が多く出ました。

最後の「景観整備機構は何をめざせばいいか?」に対して話しましたが、建築家の人たちは、我々のような都市プランナーに比べ、地域の人とルールづくりをすることに慣れていないかもしれませんが、人数が多く、各市町村にいらっしゃるので、ぜひ、息長く地元の人たちと景観づくりに取り組んでいってもらえればと思います。

そして、絵のように美しい「建築」が連なった「街並み」ができることを、一緒にめざしましょう!

ということで、まち活動の楽しさ、面白さとは

2004年に景観法ができて10年目。あっという間という感じです。その間、各自治体で景観の計画ができたり、景観整備機構の指定が広がったりして、漢方薬のように徐々に景観に効いています。今後もそれを少しでも手伝えればと思っています。

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2012年12月 9日 (日)

専従がいる市民活動を支援するという古くて新しい課題@世田谷まちづくりファンドの20周年事業

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2012年12月1日(土)は、世田谷まちづくりファンドの20周年事業「ファンドがひらいた世田谷のまちづくり」のイベントのうちの1つ「ファンド20年を年表で振り返ろう!」に行って来ました。場所は三軒茶屋駅の近くにあるキャロットタワーの中の生活工房ワークショップルーム でした。

プログラムは、まず、20年間を世田谷まちづくりファンドの歴代の4人の運営委員長ごとに区切って振り返りました。

その後に、ファンドに関する調査結果が報告されました。例えば、運営委員は45人(私もそのうちの1人です)、助成を受けたのは276グループ、そのうち、最も多い活動テーマは「みずとみどり」、現在活動を休止・停止しているのは61グループ、などなどです。

それからフリートークに入り、ファンドができる前のことから、今後のあり方まで幅広く話し合われました。

私は、1987〜1991年まで世田谷区から受託した世田谷まちづくりファンドの立ち上げの調査に関わっていたのと、2008〜2012年に運営委員として関わっています。また、初期には活動グループの一員と助成を受けていたこともあります。

このため、世田谷まちづくりファンドへの愛着はありますが、会場でも話しましたが、このままの形で存続することに疑問を感じています。

その理由は、ファンドの行く末を企む@世田谷まちづくりファンドの合宿でも書きましたが、現在の公益信託という仕組みは運用しづらいので、形を変えた方がいいと思っているからです。

また、助成という形がいいのか、ということもあります。ノーベル賞で有名になったムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行はマイクロクレジットという小規模融資を行なっています。同じ運営委員の影山知明さんが関わっているミュージックセキュリティーズは、マイクロ投資を行なっています。

これらの例にならい、ボランティアベースの活動支援から、コミュニティ・ビジネスの活動支援を重視することも考えられます。そもそも、世田谷まちづくりファンドを立ち上げた時は、市民活動団体といっても専従がいる団体を支援する部門をつくっていました。

ボランティアベースの活動は、広がりはできますが、力強さに欠ける面があます。市民活動がパワーを持つにはコミュニティ・ビジネスや社会的企業が増えることが望まれ、それを支援する仕組みが必要とされています。なので、世田谷まちづくりファンドも形を変えた方がいいのではないかと思うわけです。

専従がいる市民活動を支援するということは20年前も課題でした。その点では、この20年間で大きな進展があったとは言い難いと思います。ただし、例えばクラウド・ファンディングなど、20年前では思いもつかなかったような方法が実現しており、機が熟しているのではないでしょうか。

私の上司で世田谷に長年関わっている林泰義さんからも、韓国のソンミサン地区で、学校などを市民が出資してつくった例が熱く話されました。

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ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

長くやっていると同窓会的な会に参加できることです。そして、みんなが懐かしがるだけでなく、前を向いていることも実感できることです。

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2012年5月22日 (火)

Win-Winは理想かもしれないけれど…@特別区職員研究所で講義しました

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2012年5月14日・15日は、特別区職員研修所の「まちづくり基礎」というコマで「まちづくりと住民参加・住民提案」というタイトルの講義をしました。

特別区職員研修所では、これまで地区計画制度についての講義をやったことはありましたが、今回は初任者研修だということで、広くまちづくりについて、特に合意形成について話しました。以前の内容はコチラ→特別区職員研修所で講師をしました

合意形成について話したことは、「AとBという対立する意見があって、話し合いの末Aの方向で意思決定した場合、B側も納得できるような創意工夫をすべき」ということでした。Win-Winになるように工夫しましょう!ということです。

そして後半のワークショップでは、「23区に超高層の建設を進めるべきか、べきでないか」をテーマに、以下の役から選んでもらってロールプレイをやりました。


★区長、区役所職員、商店主、大手ディベロッパー、女子高校生、30代男性住民、女性高齢者住民、エコシティ推進NPO、マンションディベロッパー、進行役★

アウトプットは、
◎最後には「進めるべき」「進めるべきでない」いずれかを選択
◎それを実施するための創意工夫を3つ書く
としました。

結果としては、2日間で17班ありましたが、保留としたグループが1班あった他は、いずれも「進めるべき」を選択し、非推進派も納得できるようなアイデア・施策を提案、という形になりました。

議論の時間は短かったですが、いろいろな提案が出されました。出された提案から超高層マンションの初期のころ(大川端リバーシティ21など)を思い出しました。何事もみんながWin-Winになるように慎重に進めていくことが重要ですよね。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

Win-Winは理想かもしれませんが、それを目指して皆でアイデアを出しあって、創意工夫することは重要ですし、楽しいことだと感じました。

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2012年5月13日 (日)

景観のグレーゾーンにもっと知恵を出していきたいですね@Talk×Talk葉山の景観づくり

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2012年5月6日(日)は、「Talk×Talk葉山の景観づくり〜葉山らしさを守るために〜」にファシリテーション・グラフィックを書くために参加しました。場所は葉山港管理事務所でした。

Talk×Talk葉山には昨年も参加しており、その時の感想は「昔はよかった」を超える景観の創造は葉山から!@Talk×Talkくらしと景観〜私たちの葉山〜に書いています。

まず、主催者である景観まちづくり研究会・葉山から問題提起があり、その後、音羽楼跡地や石井邸跡地開発、一色第五町会の活動の報告がありました。

さらに横浜市立大学の鈴木神治先生のミニ講演、町長のコメント、ディスカッションと続きました。

これらの中で景観についてのグレーゾーンの話はとても興味深いものでした。「法律や条例などで数値化した基準だけでは景観を守ることはできない。数値化できないが方針などになっているグレーゾーン的なところを、行政と住民の協働によって守っていくことが重要」というものでした。

このグレーゾーンを守るために、ある自治体では訴訟に備えて職員が積立をしているそうです。そして職員のモチベーションを支えているのは住民のバックアップだということです。

一色第五町会から紹介があった「まちづくりビジョン」も法的に拘束力があるものではないので、グレーゾーンのものですが、いろいろ効果をもたらしているとのことです。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

いろいろ面白くて効果のあるグレーゾーンを仕掛けて、質の高い景観を守っていきたいと思いました。そのために今回のように熱意ある地域の人たちや行政職員に出会いたいですね。

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2012年3月30日 (金)

“住む”から“暮らす”まちへ、このブログの趣旨と似てます@宮前区区民会議フォーラム

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2012年3月24日(土)は、宮前区区民会議フォーラムに行きました。場所は宮前区役所でした。

区民会議とは川崎市自治基本条例に位置づけられているものです。現在3期の2年目で、任期は2年間ですので区民会議からの最終提案を報告するという位置づけのフォーラムでした。

私はこれまで2年間、宮前区区民会議のお手伝いをしてきました。その関係で、意見交換のコーディネーターをつとめました。

前半は区民会議からの提案を報告しました。3期では、「“住む”から“暮らす”まちへ」をテーマに、転入者などのあまり地域に関わりのない人たちに宮前区への関心・愛着を持ってもらうための仕掛けを2つの部会で検討してきました。その結果、宮前区に多い坂道を知ってもらうことと、情報発信の冊子等をつくることを提案しました。これらは来年度から施策として展開されます。

写真はティーブレイクの様子です。宮前産のハーブティやイチゴなどを試食しています。また、2期の提案である「みやまえカルタ」を紹介してます。

後半の意見交換のテーマも「“住む”から“暮らす”まちへ」です。パネラーは、タウンニュース川崎支社長の原田一樹さんや、区内の公務員住宅に住む被災者を支援しているひまわりサロン実行委員長の齊藤喜信さん、区民会議の部会長の佐藤利枝さん、持田正美さんの4名でした。

意見交換では、「地域に参加するきっかけづくりが大事」「身近な近所づきあいが重要」「地域活動の担い手に新しい風を」「地域参加には子どもがキーになる」などの意見が出されました。

このブログは、「まち活」の楽しさ・面白さを知ってもらい、たくさんの人にまち活に関わってもらおうと考えて始めました。宮前区区民会議の3期の提案はこのブログの趣旨に近いものがあります。いろいろなアプローチで、地域に関わる人たちが増えていくといいですね。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

まち活動にはいろいろな形があると思いますが、期間を区切って検討し、提案するという形式も、充実感や達成感があっていいものですね。

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2012年2月 8日 (水)

複雑な子育て環境を多様な団体が支えている@みんなで子育てフェアさいわい

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2012年2月4日(土)は、川崎市の「第7回みんなで子育てフェアさいわい」に行きました。場所は幸市民館でした。

このイベントは、幸区子ども総合支援ネットワーク会議が主催しています。ネットワーク会議は区の呼びかけにより、子どもや子育て支援に関連する36の団体が集まったのもです。

子育てフェアは、このうちの以下の16団体が開催しました。

①幸区民生委員児童委員協議会/②幸区赤十字奉仕団/③ヘルスメイト・幸/④幸地区更生保護女性会/⑤ヘルスパートナーさいわい/⑥
幸区公立保育園/⑦幸区こども文化センター/⑧幸区地域子育て支援センター/⑨しゃんぐりらこども家庭支援センター/⑩幸区地域教育会議/⑪幸区PTA協議会/⑫子ねっと幸/⑬幸区社会福祉協議会/⑭幸市民館/⑮幸区役所保健福祉センター/⑯幸区主任児童委員

名前だけだとどのような団体か、わかりづらいかもしれませんが、いわゆる普通の子どもたちや子育てを支援する団体から、発達障害や虐待など深刻な問題に取り組む団体まで様々です。

出し物は、手作りおやつの講習、新聞ちぎり、焼マシュマロ体験、手形とり、手づくり迷路などで、子どもたちはとても楽しんでいました!

来ていた家族は父親率が高くて、夫婦で協力して子育てをしていると感じられました。

このようなイベントは一過性のものではありますが、地域にどのような子育て支援の団体がいるかを少しでも認知してもらえるといいのではないかと思います。子どもたちや子育てについては、いろいろ複雑になっているかもしれませんが、それを支える団体も多様化していますからね。

次の段階は、ニーズをもっている人たちと団体をマッチングさせることですが、それは違う形が必要なんでしょうね。

ということで、まち活動の楽しさ、面白さとは

子どもたちが楽しんでいる顔を見ることです。

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2011年11月29日 (火)

トランスフォームで意思を継続する人たちに会ってきました@都岐沙羅パートナーズセンター10周年記念

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2011年11月26日(土)は、都岐沙羅パートナーズセンターのNPO法人設立10周年記念事業「つきさら祭り2011」に行って来ました。場所は新潟県村上市の市民ふれあいセンターでした。

午前中は式典と基調講演、午後はトークセッションがありました。私は、トークセッションの一部に参加しました。

そもそも都岐沙羅パートナーズセンターは、1998〜2007度に実施した「岩船地域ニューにいがた里創プラン」の中で生まれた組織です。里創プランは、コミュニティ・ビジネスを生み出すことを主な目的としており、都岐沙羅パートナーズセンターは、それを支援する中間支援組織としてつくられました。

私は里創プランに関わっていた関係で、都岐沙羅パートナーズセンターの設立に関わりました。設立当初は毎月のように村上市に行っていましたが、その後は年1回程度、そしてこの5年間は1度も行っていないというような状況でした。

参加したトークセッションのテーマは、「里創プランで起業を支援したコミュニティ・ビジネスのその後」について語るもので、私は「都岐沙羅交流サロン穂!人(ほっと)」の人たちとセッションしました。

「穂!人」は、コミュニティ・ビジネスを起業した人たちの連合体で2000年にスタートしました。村上市内の町家を借りて改装したカフェを運営し、コミュニティ・ビジネスで商品開発した食材を使ってランチを出したり、品物を販売したりしていました。

カフェはとてもいい雰囲気で、村上市に毎月のように通っていた時は、ここのランチで癒されていました。

しかし、その後、町家の大家さんの都合で借りることができなくなり、他の場所でカフェを開くことも考えたそうですが、それも難しくなり2007年11月に閉店し、組織としても解散してしまいました。

閉店を知った時はとても残念で、「拠点を維持するのは難しいのかなあ」と思ったものでした。一方で、代表者の家で商品等を販売する告知がメーリングリストで毎月来ていて、形を変えて継続していることも知っていました。

今回、「穂!人」関係者の元気な顔を久しぶりに見て、またまた癒されました。そして、村上市の中央商店街振興組合が2009年に始めたマーノマーノ でワンデイシェフをしたり、商品を販売したりしていることを聞いて、こういう形を変えての継続もあるのか!と感じました。

というか、あるコミュニティ(特に地方都市)での活動をよく見てみると、トランスフォームして継続している例は結構あって、それが意思の継続の一つの方法ではないかと思っています。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

久しぶりに会っても楽しく話ができる仲間ができることです。

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2011年8月27日 (土)

賞や表彰式は都市の文化力を可視化する@横浜・人・まち・デザイン賞の表彰式

Photo 2011年8月26日(金)は「第5回横浜・人・まち・デザイン賞」の表彰式に行きました。場所は市長公舎でした。

この賞は「地域まちづくり部門」と「まちなみ景観部門」に分かれていて、私は「地域まちづくり部門」の選考に関わりました。今回は40件の応募から以下の6件が選ばれました。(表彰は活動に対してですが団体名を書いています)

1.鴨居原市民の森愛護会
2.野毛大道芸実行委員会
3.さわやか港南
4.I LOVE つづき
5.ハッピーローソン山下公園店
6.鶴見川流域ネットワーキング

野毛大道芸実行委員会鶴見川流域ネットワーキングは、歴史も知名度もあり、貫禄の受賞ですね。また、I LOVE つづきも力のある団体として有名です。

鴨居原市民の森愛護会さわやか港南は中堅的な団体と言え、自然再生や福祉の分野で先導的な団体だと思います。

さらに今回の特色としてはハッピーローソン山下公園店を選んだことが上げられます。子育て応援コンビニというコンセプトのもと、様々な取り組みをしていて、企業の新しいあり方を示しています。

ところで、2年前に書いた「横浜・人・まち・デザイン賞」の表彰式に行きましたという記事で、会場であるヨコハマ・クリエイティブ・シティ・センターという歴史的建造物の素晴らしさについて触れました。

今回の会場である市長公舎もとても素晴らしい空間でした。このような品格のあるところで表彰される方たちは幸せですね。

聞くところによると、これまでは市長が住んでなかったけれど、防災の関係等から近々お住みになるそうです。このため公開が難しくなるかもしれませんが、たまには表彰式等に使って市民に公開してもらえるといいですね。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

賞や表彰式というのは、歴史ある市民活動や歴史的建造物などを可視化する機会なんですね。そして可視化されることによって、都市の文化力を感じられることです。

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