様々なまち活動、NPO

2013年4月 8日 (月)

ゆとりや遊びが次の資源に@人が集まる大井町駅前中央通りアイデアコンペ

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2013年3月31日(日)は、NPO法人まちづくり大井が主催する「大井町駅周辺地域まちづくり構想未来予想図コンテスト〜人が集まる大井町駅前中央通りアイデアコンペ〜」の公開プレゼンテーションに行ってきました。場所はきゅりあんでした。

私は6名の審査員のうちの1人として参加しました。 3月の初めに、51件の応募作品を審査をし、8件を選びました。 3月31日は、選ばれた人たちがプレゼンテーションをして、そのうちから最優秀賞などを選ぶ会でした。関係者の他、地元などのたくさん来てました。

最優秀賞に選ばれたの芝浦工大の学生さんたちによる「喫(縁)所」と言う作品です。これは駅前中央通りの数カ所に階段を設けて、それを元に人の集まりをつくっていくというアイデアです。
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駅前中央通りは、片側2車線、全体で4車線ある広幅員道路です。しかし駅のところで行き止まってる盲腸のような道路なので、それほど交通量が多くありません。そこで片側1車線にしてあまった部分を使って階段を設置するとアイデアです。

他にも駅前中央通りの車線を狭めて、その余ったところを使うというアイデアが多く集まりました。

駅前中央通りは、その意味では現在はムダに広いのかもしれません。しかしそのムダと思われるところが次のまちづくりの資源となっていくのです。

今のまちづくりは、効率性を重んじてギリギリで計画されています。このことのいい面もありますが、あまりギリギリで「遊び」がないと次世代に資源として使いづらくなると思います。やはり少しぐらいの余裕・ゆとりは必要ではないでしょうか。

ということで、まち活の楽しさ・面白さとは

ゆとりや遊びが大切だと実感することです。

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2011年5月25日 (水)

力のある場はいろいろな資源を引き寄せる@玉ノ井カフェ

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2 2011年5月22日(日)に玉ノ井カフェ(墨田区 東向島5丁目27-4)のオープニングイベントを開催しました。

実は昨年の12月4日から開業していましたが、予算不足でテントや備品が整えられなかったので、近隣の方々やマスコミなどにPRせず、ひっそりオープンしていました。その時のことは、人のつながりの力を実感@玉ノ井カフェがオープンしましたに書きました。

この度、テントもやっとできたので「本格オープン」としてイベントを開催したわけです。当日は墨田区長や滝田ゆうさんの奥さんも来て下さり、とても盛会でした。

約半年、玉ノ井カフェの運営に関わって思うのは、場に力があるといろいろな人やモノが引き寄せられるということです。

例えば、イベントでは演奏会をやりましたが、近所でピアノとフルートの教室を始めた若い女性が「演奏させてほしい」と持ちかけてくれたことがきかっけです。玉ノ井カフェは和風で小さな空間ですが、木のぬくもりや陰影があり、タンゴの演奏にも不思議とマッチしていました。演奏者もその空間のよさを感じて言い出してくれたと思います。

また、イベントに合わせて日本文芸社の「荷風!」を販売することになったんですが、これも編集長がふらりと遊びに来てくれたことがきかっけです。これも荷風作の「墨東綺譚」の往時を彷彿させる空間になっているからだと思います。

ということで、まち活動の楽しさ、面白さとは

力のある場をつくる重要性を再認識することです。

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2010年12月 5日 (日)

人のつながりの力を実感@玉ノ井カフェがオープンしました

Dsc00026 2010年12月4日(土)に東向島に玉ノ井カフェ(墨田区 東向島5丁目27-4)がオープンしました!

玉ノ井カフェは、「寺島・玉の井まちおこし委員会」が運営しています。この委員会は、4年前に玉の井いろは通り商店街、東向島駅前商店街、大正通り商名会玉の井町会が中心になって発足したものです。

玉の井は、永井荷風が小説家・大江と娼婦・お雪との出会いと別れを描いた濹東綺譚の舞台として有名です。また、漫画家滝田ゆうさんも玉の井を舞台に様々な作品を描いています。このお二人をメインとしたまちおこしがやりたい、というのが当初の目的でした。

委員会を墨田区が支援していて、私も3年前の2008年度から手伝っています。

当初は「まちおこしと言っても何からやったらいいか・・・」という感じでしたが、顧問として玉の井在住のNPO法人向島学会の理事長がいて、そのネットワークなどをもとに2009年度からいくつかイベントをやろうということになりました。

アートイベントをやるために、地域にある現代美術製作所や、イベントスペースがある牛久工務店の方に話を聞きに行きました。そのつながりで、墨東まち見世2009の中でアーティスト水内貴英さんによる「玉ノ井ひと休み書庫」というイベントが実現しました。

また、「下町探訪 玉の井まち歩き」を企画し、名品開発の一環である「玉の井スイーツ」の試食会と兼ねてやったところ、30名を超える参加者があり、それが大きな自信になりました。

2010年度もこの続きで・・と5月にまち歩きをやりました。そうしたら、6月ぐらいに玉の井いろは通り商店街の空き店舗を貸してくれるという話が出て、それではそこを拠点にしようという話になりました。また、タイミングよく墨田区の補助金がもらえることになり、空き店舗を借りる話に実現味が出てきました。

そこからはや半年、いろいろ紆余曲折はありましたが、地元のみなさんのがんばりで、オープンにこぎつけることができました。

玉の井スイーツ認定第一弾は、地元のかつての名産寺島なすをかたどったモナカを菓子遍路 一哲さんがつくってくれました。また、内装は牛久工務店に、ロゴは1月から月1のアートイベント玉の井SHOWROOMで続けている水内貴英さんがつくってくれました。

墨田区の担当者の紹介で、本格コーヒーを入れてくれる人もスタッフとして加わりました。また、滝田ゆうさんの絵やグッズもたくさん展示してます。

12/4は委員会メンバーの知り合いが来てくれて結構にぎわいました。地元の人脈はスゴイと改めて思ったところです。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

いろいろな人のつながりで、3年前には思いもしなかったようなことが実現することを体験することです。

玉ノ井カフェ(墨田区 東向島5丁目27-4)にぜひ一度、来てみてください。日々いい場所へと成長していると思います。

11時〜5時 火・水曜日お休み コーヒー400円ほか

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2010年2月11日 (木)

議論をするな?@麻生区区民会議フォーラムに行きました

Photo 2月7日(日)は麻生区役所で開催された麻生区区民会議のフォーラムに行きました。区民会議とは川崎市自治基本条例に位置づけられているものです。現在2期めの終盤で、2年間の集大成のフォーラムでした。

フォーラムの運営をコンサルタントとして手伝っていますが、それ以外にも、川崎市自治基本条例に位置づけられているもう一つの組織、自治推進委員会の委員をやっている(最終委員会は2/1でしたが)ため、とても興味がありました。

フォーラムは麻生区区民会議の活動報告という面もありましたが、今後に向けてどうするかということも検討するため、「町内会・自治会」にスポットを当て、9つの町内会・自治会の取り組みをブースで紹介しました。

さらに、NHKの難問解決!ご近所の底力のチーフプロデューサー堂垣彰久さんに番組で取り上げた町内会・自治会の活動を話してもらいました。番組のDVDを放映しながらの話でしたが、番組は作り込んでいるので、説得力がありました。

そして、「地域活動を活発にする鉄則」として「負担を少なく、議論をするな、結果を共有」という3つを上げていました。

「負担を少なく」と「結果を共有」はスンナリ納得するけれど、「議論をするな」はちょっと引っかかるかもしれません。しかし、「町内会・自治会では、議論して意見がまとまるまで・・・と考えると一歩も前に進めない」、「やろう!という人が複数いればやってみて、うまくいかなくてもその結果を共有した方がいい」という話は、非常に実態を表しているなあ、と思いました。

一方で、「議論したら動けない」というほど、「地域は疲弊してるんだなあ」とも感じました。まちづくりの計画をつくる時には何十回も会議をしてまとめていきますが、議論を続けるにはエネルギーがないと持たないですからね。

ということでまち活動の楽しさ・面白さとは

動いてみてから考えるというのも正解だと思いますし、議論を楽しむというのも正解の場合があります。正解が1つでなく、いろいろあるのがまち活動の面白さですね。

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2009年11月 1日 (日)

NPO法人KAOの会は面白い!

Photo_3 10月29日は新鎌ヶ谷駅と鎌ヶ谷駅に視察に行きました。本来の目的は、鉄道の連続立体交差事業をみることでした。連続立体交差事業とは、鉄道を連続的に高架化あるいは地下化して複数の踏切をなくす事業です。新鎌ヶ谷駅も鎌ヶ谷駅もその事業を実施しています(一部は現在、工事中です)。

その中で、鎌ヶ谷駅東口では、連続立体交差事業と並行して、土地区画整理事業によって駅前広場や周辺の道路、街区の整備も進めました。さらに、駅前広場に面する土地の地権者が集まって、個別に建物を建てるのではなく、共同で一つの建物を建てることもやっています。共同化ができたのは、1997年に発足した「鎌ヶ谷駅前空間検討会(Kamagaya Amenity Organization) 略称KAOの会」で話し合いを進めたからでした。

当初は地権者による組織でしたが、共同での建築が順調に進んだので、もう少し広くまちづくり活動を考えようということで、2000年にNPO法人となりました。

KAOの会の事務局長の下田祥裕さんの話で、面白いと思ったことが3つありました。

1つは、ビジネス感覚とボランティア感覚のバランスが取れていることです。ビジネス感覚としては、NPOの運営に年間400〜500万かかるからと、それをいろいろな収入を組み合わせて得ていることです。主収入は共同化したビルのマネジメントです。それに周辺のマンションの駐車場管理や駅前広場の行政からの管理委託費などを組み合わせています。

一方、KAOの会の事務所は共同化したビルの一角にありますが、そこにいろいろな人が立ち寄ってくれるようにと、コーヒーなどは無料で提供しているそうです。

私の感覚では、事務所をコミュニティ・カフェのようにしたらいいのに・・・という気もしますが、ビジネスだけを前面に出さないことが信頼を得るために必要なんだろうなと推測しました。

2つ目は、駅前広場の一角がウッドデッキになっていて、そこでクリスマスに抽選会をやるそうですが、その景品(昨年は70個ぐらいだったと言ってた思います)を地域のお店から無償で提供してもっていることです。最高では7万円程度の電動自転車が提供されるそうです。

これも地域で信頼されてないとできないことです。ともするとKAOの会は「共同ビルを管理している団体」と地域の人たちに思われそうですが、それだけではない活動をやっている成果だと思います。

3つ目は「駅前の維持管理を365日やっている」という話です。確かに空間が活き活きとしていました。

ということで、まち活動の楽しさ・面白さとは

もし、KAOの会が株式会社という形態を取っていたら違った事業のやり方をやってたのではないか、NPOという法人形態を採ったことが、事業や活動の方向性を変えたし、地域からの見られ方も変えたと推測されます。そういう組織と形態の関係は興味深い 。
 

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